=買うまえ計算室サイズと数字から、ちょうどいい選択を。

計算機と読みもの

120cmの机にモニター2台は置ける?

幅120cmの机に、24型2台なら計算上は収まります。ただし、机の左右にスピーカーなどを置くと余裕は小さくなります。先に「モニターに使える幅」を決めると、サイズの候補を絞れます。

同じ条件で3つの組み合わせを比べる

下表は16:9の画面を、正面向きで横一列に置く試算です。各モニターの左右の枠の合計を1cm、画面の間隔を2cmと仮定しています。机の端から外へはみ出させない前提です。

必要幅と机に残る幅。マイナスは不足。
組み合わせ必要幅120cmの机140cmの机
24型+24型110.3 cm9.7 cm29.7 cm
24型+27型116.9 cm3.1 cm23.1 cm
27型+27型123.5 cm-3.5 cm16.5 cm

24型+27型は「27型2台は広すぎるが、片方は大きくしたい」ときに比較したい組み合わせです。ただし、左右の余白は合計値です。中央にそろえて置くと、片側の余白はその半分になります。

机の幅を、そのまま入力しない

たとえば幅120cmの机でも、スピーカーのために左右それぞれ10cmを空けるなら、モニターに使える幅は100cmです。この条件では表の3通りとも収まりません。周辺機器を別の棚へ移す、机を広げる、1台から始める、という選択肢を比較できます。

モニターに使える幅 = 天板の幅 − 左に残す幅 − 右に残す幅

モニター寸法計算機を開くときは、「机の幅」にこの有効幅を入力します。枠の合計と台数を変えて、条件の違いを確認してください。

購入候補が決まったら、型サイズから本体幅へ切り替える

型サイズから求めるのは画面部分の幅です。最後はメーカーが記載する本体幅を足して判断します。例としてEIZO EV2740Sの本体幅は61.16cm。2台の間を2cm空けるなら、61.16 × 2 + 2 = 124.32cmです。120cmの天板では4.32cm不足します。

ここで本体幅には枠も含まれるため、枠の分をもう一度足さないことがポイントです。左右で別の機種を選ぶ場合も、それぞれの本体幅を足せば同じ方法で確認できます。

幅が足りても、台座と奥行きを確認する

本体の横幅だけで設置できるとは限りません。台座の幅・奥行き、画面位置、キーボードとマウスの置き場、後ろのケーブルを確認します。紙を台座の実寸に切って机に置き、普段使う道具と重ならないかを試すと、寸法表だけでは気づきにくい窮屈さを見つけやすくなります。

画面を内側へ傾ける配置は、横幅と奥行きが同時に変わります。この直線配置の表だけで「斜めにすれば置ける」とは判断しません。アームを使う場合も、対応重量・取付規格・天板の厚さや構造を各製品の説明書で照合します。

サイズを決める順番

  1. 机でモニターに使える幅を測る。
  2. 表と計算機で、24型2台・大小の組み合わせ・27型2台を比べる。
  3. 候補の本体幅と台座寸法を公式仕様から確認する。
  4. 手元の作業場所とケーブルの余裕を残して決める。

表は幾何計算による比較で、実機の設置試験ではありません。表示値は小数第1位に丸めています。製品例は寸法の確認方法を示すもので、推奨順位ではありません。

出典と計算条件

画面幅 = 型サイズ × 2.54 × 16 ÷ √(16²+9²)。各本体の仮の幅は画面幅+1cmです。

EIZO EV2740S:メーカー公式仕様

情報確認:2026年9月13日